テクニカル

USBでノートPCの充電も可能になるUSBPDが登場!

スマホやPCをお使いの皆さん、USBで充電できるものと言えば何を想像しますか?

おそらく、スマホ、ヘッドセット、タブレット端末を想像される方も多いと思います。確かに、今まではそれらの充電を行えるのみでした。さすがに、ノートPCやTVなどの多くの電力が必要なものに給電することは不可能でした。ですので、ノートPCを利用する人は、常に充電アダプターを持ち運ぶ必要があり、荷物が多くなってしまう状況がありました。電源アダプターがなくなれば、荷物も少なくて済むのにと思うこともあると思います。

そんな中、USBの電力供給の新技術「USB PD」規格が登場しました。

<USB PDとは?>

USB PDとは、USB規格団体「USB Implementers Forum, Inc.」」が普及を目指している、電力拡張規格「USB Power Delivery」の略称です。

<USB PDの利点とは?>

・ACアダプターが不要になること

何と、この規格を利用すると、USBケーブルを利用して100W(20v/5a)の電力供給が可能になるとのことです。ですので、今まで充電アダプターが必要だったノートPCなどの機器でも、この規格を採用すれば、USBだけで充電が行えるようになり、アダプターが不要になります。

また、充電だけではなく液晶モニターや冷蔵庫などの家電製品の電力供給にも利用できるとのことです。

・短時間での充電が可能になること

今までのUSBでの供給可能電力が大幅に増えるので、USB PDに対応している機器であれば、今までよりも格段に高速な充電が可能になるので、とても便利です。

・ケーブルの種類を減らすことができること

今までは、TVなどでは、映像用のケーブルと電源供給用のケーブルなど、用途に合わせて複数の種類のケーブルを利用する必要がありました。しかし、USB PDを利用すれば、電源とデータのやり取りを一本のケーブルで済ますことが可能になります。ですので、利用者側も一本のケーブルをつなぐだけで済むようになるので、手間が少なくなります。また、家電製品の製造メーカーも、1種類のUSBだけで全てのことができるようにすれば、シンプルな設定で済むようになるので、大幅なコスト削減にもつながります。

<USB PDの普及について>

最近では、ルネサスやロームなどがUSB PDに対応した電力受給電コントローラICを開発に成功しています。また、最新のMacbookでは、他メーカーに先駆けて、USB Type-Cでの充電の仕組みを採用しています。ですので、数年後には、USB PDによる充電が可能な家電が一般的になるのではないでしょうか。

いずれにせよ、持ち運び時に邪魔になるACアダプターを早くなくしたいものですね。

スポンサーリンク

-テクニカル